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貝月山/かいづきやま

10/20(土) 今回登ったお山は揖斐の貝月山(1234m)です。
奥美濃の山としては比較的ポピュラーな山で、山頂までの登山口は 北側の貝月リゾートスキー場、
西側のふれあいの森、東側の長者の里キャンプ場からの3つのコースがあります。
選んだ登山口は長者の里キャンプ場。
途中まで渓流沿いを歩く、涼しくてとても楽しいコースでした。


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今回の同行者はヨメ。二人だけの登山は初めてです。
時間は気にせず、ゆっくり目で登ります。







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キャンプ場の一番下にある駐車場に車を止め、キャンプ場内の坂を上がって行きます。
10:30 コテージやバンガローを見ながら貝月山に向けて出発です。


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いきなり、この看板を見てヨメはビビリまくっていました。
山登りって熊の住んでいるテリトリーに入るわけですから、出会ったとしても不思議じゃありません。
鈴だけでは心もとないので、時々ホイッスルを吹きながら登ることにします。

この後ヨメは、出会った時のシュミレーション...? 
「目を逸らさずに睨みを利かせながら後ずさり」をしていました。


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10:42 長者岩。猿にまつわる伝説があります。


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何度もこの渓流を徒渉しながら登ることになります。
水は澄み渡り、とても冷たかった。


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11:02 少将滝。
滝壺は以外と深そうです。


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20mほど下の谷まで滑落してしまいそうなところ。
ロープを持って歩かないとかなり危険です。


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11:30 1時間かけてようやく三段の滝につきました。
ここの滝は上から3つに別れています。


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一段目の滝を見ながら休憩。
滝の横に大きな岩屋があり、中にはお地蔵さんが祀られていました。


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深い緑の中、時々涸れた谷を通ります。


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渓流も細くなり次第に目立たなくなっていくと、貝月リゾートからの道「ヒフミ新道」の
分岐点まで急登が続きます。
トラロープを頼りにゆっくり登っていきました。


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12:40 ヒフミ新道分岐着。
貝月山の標高は憶えやすい1234m。
それにちなんで ヒフミ新道と名付けられたそうです。


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オフロードバイクでも上がれそうなくらいこの道は道幅も広く、歩いていてとても楽です。
でも重機で無理矢理道を作った感じがして、もう一つしっくりこないというか...


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しばらく歩くと貝月山の前衛峰ともいうべき、小貝月の直下まできました。
ここは帰りに寄ることにしました。


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小貝月をすぎるとようやく貝月山が見えてきました。
うっすらとどの葉っぱも色づいてきていますが、見頃はまだもう少し先のようです。


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13:13 山頂到着。
頂上はかなり広く、芝生もあったりしてゆっくりくつろげます。


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ただ日陰は展望台の下あたりにしかなく、夏に来たら大変だろうな〜と思いました。
早速、湯を沸かし展望台の下で昼ご飯です。


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食後、展望台からのんびり周りのお山を眺めます。
左の高い山が能郷白山。


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少し右に目を移すと、奥に白山。


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南は この山から見える一番迫力ある山、伊吹山。
いつも家の近所からは秀麗な山だとおもってみているのですが、
北側から見るとどっしりしていました。
左の奥にうっすらと鈴鹿の山々。


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西には琵琶湖が見えました。

この後14:10 下山にかかります。


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小貝月は訪れる人も少ないようで薮化が進んでるようでした。


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登山道で目立つのはトチの木でした。トチの大木があちこちにあります。


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今回の気になるキノコ。
どなたか名前知りませんか?


16:42下山。
貝月山(特にヒフミ新道分岐)までの登山道はとても好きです。
マイナスイオン出まくりの谷に沿って歩き、時には油断すると危ないガケやなんとなく心もとない細い踏み跡。
そして時々ヤブ。気がつけばCTは3時間近く(2時間45分)もかかっていましたが、あっという間だった気がします。
来月にはこの辺りのお山も紅葉しそうで、またいくのが楽しみです。
by fukuzo39 | 2012-10-21 02:00 | 山行
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