焼岳/やけだけ


9月に入り、久しぶりのお山。連休はいつもの低山ではなく少し高いところに登ってみようかと思っていました。
僕の中で2000m級の山でいろいろと考えていたのですが、下の子がバッジをゲットしたいので登るなら
100名山がいいとのこと。
結果、去年雨の中一人で登った御嶽、北アルプスの中では日帰り登山も可能な焼岳の2つに絞りました。

御嶽はメインの田の原登山口からなら頂上まで約2時間半、これなら子供でも無理なく登れそうです。
剣ヶ峰から二の池のあたりを廻って下山、でもどうせならあの素晴らしかった五の池小屋も行きたいし、
かといって小屋泊まりになると今回は家族4人なので完全に予算オーバーです。
他のコースからも考えましたがそこまで乗り気になれないのは去年行ったからなのか...。

焼岳はアプローチは遠いですが、前泊もしくは早立ちすればなんとかその日のうちに帰って来れます。
コースタイムは中の湯からなら直登約3時間、中尾高原から焼岳小屋経由で約4時間40分。
途中トイレが心配という声を反映して時間はかかるけど登るなら中尾高原からになります。

僕自身は人が多い山は余り好きではないのですが、北アルプスの山にはまだ登ったことがないのと
ガイドブックで見た焼岳の噴気孔は一度見てみたいと思っていましたからどうしても焼岳の方に惹かれます。
少しハードな山行かもしれませんが(実際ハードでした)今回は焼岳、北峰をめざすことにしました。

次の日曜日から月曜日にかけてには低気圧が接近する予報でしたので、一日日程を繰り上げて
9/14(土)に行きました。

c0231176_3524991.jpg
焼岳・北峰から 南峰と池





c0231176_1234391.jpg
夜中に車を走らせ、A.M.7:00新穂高温泉に着きました。
登山口の中尾高原登山口にはトイレがないため新穂高温泉バスターミナルでトイレ休憩。
工事中のためか元々そうなのか、仮設トイレでした。
コンビニで買ったサンドイッチとコーヒーで軽く朝食を済ませました。


c0231176_1312579.jpg
7:30 ペンション街をぬけて登山口に到着です。振り返るとゴツゴツした錫杖岳が見えました。
途中で見かけたヘルメットをかぶったクライマーは多分あの山に登るのかな。


c0231176_1365154.jpg
7:40 駐車場からしばらく林道歩きです。


c0231176_1453395.jpg
10分ほど歩くと登山口の看板が目につきました。
ここから一度谷を渡り、登っていきます。


c0231176_224236.jpg
徒渉地点を過ぎるとここから本格的な焼岳の登山道になりました。
大きなブナの森の中を歩いていきます。


c0231176_2302440.jpg
道は明瞭で迷うことはありませんでした。
途中車道らしき道の分岐がありました。


c0231176_2331662.jpg
8:45 白水の滝が見える展望地に到着です。
滝からはだいぶ離れているのですが、水の流れる音ははっきりと聞こえます。


c0231176_2372177.jpg
鍋助横手の看板をすぎると...


c0231176_2382968.jpg
次第にブナは少なくなり、トウヒやツガの針葉樹が目立つようになってきました。


c0231176_2402944.jpg
ヒカリゴケ。苔むした大きな岩のすき間に生えていました。


c0231176_2424152.jpg
日も高くなっているはずですが、この辺りは本当に深い森です。
この岩を過ぎた辺りから少しずつ視界が開けるようになってきました。


c0231176_2483275.jpg
振り返ると笠ヶ岳の姿がくっきり望めました。


c0231176_2523243.jpg
10:30 秀綱神社。今回の登山の安全をお祈りしときました。


c0231176_25617100.jpg
しばらくで分岐。右へ行くと旧中尾峠から直接、焼岳へ向かう道。
左への道は焼岳小屋経由で焼岳に続く道です。
当初の予定では右に折れて直接登るつもりでしたが、ヨメ&下の子が、途中トイレが心配なので
小屋で用を済ませてから行きたいとのことでしたので、左の焼岳小屋に向かいました。
このトイレ問題が後々大きく計画を悩ませる結果になりました。


c0231176_505542.jpg
11:00 焼岳小屋到着。


c0231176_3101543.jpg
小屋は上高地からの登山客でごった返していました。
ここでしばらく休憩を取っていよいよ焼岳まで登ります。


c0231176_335378.jpg
ここからの道は大展望。左に霞沢岳を見ながら2〜3のピークを登っていきました。


c0231176_338973.jpg
霞沢岳から続く六百山。麓は上高地。
帝国ホテルの赤い屋根も見えました。


c0231176_34243100.jpg
振り返ってみると穂高連峰。残念ながら雲に隠れていました。


c0231176_345314.jpg
笠ヶ岳はずっとはっきり見えていました。 あそこ、登ってみたい...。


c0231176_348592.jpg
正面に見える焼岳はとても荒々しい姿をしていました。
噴火で溶岩が流れ出たようなあとがはっきり残っていました。


c0231176_3515238.jpg
噴気孔1。硫黄の臭気が立ちこめるガレ場を一歩一歩登っていきます。


c0231176_3532576.jpg
噴気孔2。山頂までの最後のひと登りというところに不気味な音を立てる噴気孔がありました。
数m先の熱気が伝わってきます。きれいな黄色い硫黄の結晶も見えました。


c0231176_401928.jpg
13:10 焼岳・南峰頂上です。
何度も休憩を入れながら、途中むずがる子供を宥めながらようやく着きました。
遅めの昼食を食べ、しばらくぼけっと周りの景色を堪能しました。


c0231176_47564.jpg
途中で見た時よりさらに雲がかかってきました。
山は早めに、せめて午前中に登らないといい景色にはありつけませんね。
でもやっぱり気持ちいい。ゆうべから殆ど寝ていない疲れもすっかり忘れてしまいました。


14:00 あまり時間もないので山頂を後に下山することにしました。
帰りは旧中尾峠から直接降りようと思っていましたが、ここで帰りもトイレに行きたいと...。
もう一度焼岳小屋に戻ることにしました。

小屋に戻り、トイレ休憩。今夜ここで泊まる人が小屋の前でビールを飲みながらゆっくりされています。
なんとなく僕は焦り気味。途中で日が暮れるかも...。
一人で急いで飛ばすわけにも行かず、元来た道をみんなで下っていきます。

下っている間、日が暮れたときのことを考えます。
暮れるとしても滝より先になるはずで、一応ヘッデンは新しい電池に入れ替えて持ってきてある。
行きに迷うところや危険な箇所はどこにもなかった。あるとしたら最初の徒渉地点か。
足を挫いたりするのが一番大変なので焦らずゆっくりマイペースで。
動物は4人でしゃべりながら歩いていたら、まず出てこないはず。

やっぱり滝を過ぎたあたりから少しずつ辺りが薄暗くなってきました。
早めにヘッデンを点灯して気をつけながら歩きます。
18:00 僕が内心心配してたのをよそに 「あー!疲れた」言いながら無事下山しました。


今回の山行は時間的に思い通りにならなかったことが多く、反省が多かったです。
山頂までのC.T.は約4時間40分と見ていたのですが、実際は5時間30分あまりかかってしまった。
そしてトイレ休憩のためのコース変更。
家族と行く場合はもう少し余裕をもって挑むべきだったと思います。
[PR]
by fukuzo39 | 2013-09-14 23:59 | 山行
<< 養老山/ようろうさん 冠山/かんむりやま >>